横浜シネマリンにて『焼け跡クロニクル』観てきました。
痛々しいお姿ながらも燃えた家の様子を美しく例える原將人監督、家が丸焼けになりどん底な状況の中でも日々こつこつと生きていかれるご家族、子供たちの明るさ、非常に印象に残りました。
焼け残ったフィルムの傷ついた映像はそのまんま、瞼を閉じるたびにふっと浮かんでくる懐かしく美しい記憶の断片で、まるで私の記憶ではないのかという錯覚にも陥り(んなわけない)じんときました。
あと京都ロスなわたしには、スクリーンに映るよく知った街の風景に胸が熱くなるものがありました。