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鳥日記 ~ れおなん10年間ありがとう

◆黄色いセキセイインコのれおなん10歳 

前回の日記では、れおなん頑張っています と書いたので、れおなんの生きている世界が継続しているかのようにそのままにしておきたいけど、10日以上経ちそろそろ区切りをつけないといけないなと思いました。

その日記の前から少しずつ、その時 を感じていました。

れおなんの、命のあるあいだに記しておこうと、あわてて書きました。

本当はもっと頑張ってほしい、元気になってほしいという願いも込めました。

そして、日記の翌日に星になりました。

いきざまを見せつけてくれました。

◆過程

吐き気が出たのが3月前半、すぐに鳥専門病院に行って薬を処方してもらい一旦治りました。気圧の変化による胃炎のようでした。

2週間後に予定していた診察の2、3日前から嘔吐、前日に血便、

そして診察日、年齢のこともあり早めに入院しましょうということで入院。翌日の面会では回復傾向。

そして2日後に容態急変。連れて帰って看取るか、入院で治療を続けるかの選択。急なことであきらめることができず、受け入れられず、一縷の希望にすがって入院をお願いしました。

そのあと、危ないと言われてから1ヶ月の間、本当によくがんばってくれました。一時退院は人間の方も本当に大変だったけど、それまで健康診断と予防以外では病院にかかったことのない手のかからない子だったので、ここぞとばかりに24時間徹底的に世話しました。レンタルした酸素室とヒーターでの保温、1時間おきの給餌。たまに頭をカキカキ。

入院中は週5日で面会に通いました。病院の先生にはたいへん細やかに治療していただき本当に感謝しています。

弱っていくのを見るのがつらかったけど会えるのは嬉しかった。

亡くなる当日にも今後の治療についての相談。そろそろ連れて帰らないといけないかなと思いながらも、やはり諦められず、、、数年前、うちの父親の看取り介護を承諾した母親はたいへんな決断だったなと思いながら。

一旦帰った後に電話がなり覚悟する。すぐに引き取りに行くことにして、準備して家を飛び出しました。

連れて帰ったその夜に手の中でそっと眠りました。

◆いきざまを見せつけてくれました。

小さい体ながらもぎりぎりまで生きようとする力を感じました。

家に連れて帰るまでは貧血のせいで足や嘴の色が白っぽかったのに、帰ってきてからはすごく血色がよくてピンク色だったのが不思議。それから、胃の出血による黒っぽい便になっていたのが、さいごの大きいフンは血の混ざっていないきれいな薄い緑でした。上向きな傾向さえ感じました。

体の力が徐々に弱まり動きづらそうな中でも、必死にご飯を食べようと器の上に行ったり、足が立たずぐったり横になり始めていたときにもまだ翼を思い切りばたつかせて羽ばたいたりすることもありました。

そして、少しずつじっとしている時間が長くなり、呼吸がゆっくりと静かになっていき、最後は境目がわからないほど穏やかでした。

◆年月

10歳、セキセイインコとしてはとても頑張った方だと思います。

この10年、あんなことこんなことあった間ずっと一緒にいたんだなと思い出しています。円盤からCD発売してレコ発をしていたころとか、父が亡くなったときや、フリーベースアコを始めたり、一緒にいた鳥たちが先になくなったり泣、籍を入れたり、それらの出来事がなんだか遠い昔みたいだけど、その頃かられおなんは毎日ずっと一緒にいたんだなと月日の長さと存在の大きさを感じています。

アコーディオンが好きな子でした。弾いているとよく乗ってきました。女王様のような気高さを持ちつつも愉快でおちゃめな女の子でした。

今まで一緒にいてくれてありがとう。

◆YouTube(れおなんとアコーディオン)

遥かなる旅(dq2)

勇者の挑戦(dq3)

リベレーション

追加(5/20) 不思議のほこら(dq4)

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